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ギャンブルの借金は返済する必要あるの?

ギャンブルは、一時的な快楽と運が良ければ金銭や物品などを自分の元手の資金以上に手にすることができる遊びの一種です。遊びとはいえ、金銭などを賭けて時には賭けたものを失うことがあるため、危険もあります。

しかし、その一時的な儲けやリスクによるドキドキがやみつきになり、借金をしてまで続ける人もいます。ギャンブルで作ってしまった借金の返済の必要性は、状況によって大きく異なるものであり、時には返済しなくても良いケースもあります。しかし、一方では返済を免れない借金もあるため注意が必要です。

ギャンブルに当てはまる遊びの内容とは

「ギャンブルの借金」といっても、ギャンブルの種類はいろいろあり、そのやり方によって違法性や借金返済の義務には違いがあります。そのため、まずはギャンブルに当てはまる事例や遊び方、お金の賭け方を見て、種類を区別しておきましょう。

公営ギャンブルの競馬・競輪など

法律によって特別に許可されているギャンブルで、特殊法人や地方公共団体が行っているものを公営ギャンブル、公営賭博、公営競技と呼びます。競馬をはじめ、競輪、オートレース、競艇の4つのギャンブルが当てはまります。現金で自分の選んだものに投票をして、勝つと人気度合いによって決められた倍率で換金されます。

これらの競技に投票すると、支払った現金の一部が税金として収められるようになっています。


カジノやマージャン賭博


2017年現在、公営カジノ問題があるため、今後は変化していくかも知れませんが、基本的にはカジノなどのギャンブルは公営ではなく、違法になります。違法なギャンブルの基本条件としては、お店などで高額な金銭などを賭けるということがあり、家庭でおもちゃのカジノゲームや家族間で少額を賭けたマージャンは当てはまりません。

パチンコやパチスロ

パチンコやパチスロなどは、お店で行うギャンブルであり、公営ではないものです。しかし、だからといって違法とは言いにくいグレーゾーンの扱いとなります。パチンコなどのお店では、金銭を投じて遊びますが、買った時にもらえるのはあくまでも「景品」です。その景品は、お店の外にある換金所で金銭と交換しますが、パチンコ店ではお金を渡していないため、違法ではないとされています。


借金返済の必要性がないギャンブルとは?


ギャンブルの種類として主要なものを集めましたが、全てのギャンブルの借金返済が必要ないワケでもなく、また、必要あるワケでもありません。ギャンブルで作った借金を返さなくて良いと認められるには、一定の条件が必要です。

条件1違法ギャンブルであること

まず大前提となる条件は、行ったギャンブルが違法であることです。お店で行うマージャン賭博や違法カジノで負った借金は、基本的には返す必要がありません。お互いに違法という合意の下で行ったことですから、法律や裁判所に訴えても用を成しません。


条件2店や勝った相手からの直接の借り入れ


条件1に加えて必要となる条件は、借金がお店や対戦相手からの借り入れであることです。違法ギャンブルのお店では、負けが込んできた客に対してお店で金銭を貸し付けてプレイを続けさせることが多くなります。

また、プレイ中に負けた分を相手の借りにしてギャンブルを続けることもあります。こうした状況下で負った借金は、店や相手から求められても返済する義務はありません。

ただし、消費者金融や銀行カードローンなどで借り入れをして、ギャンブルに臨んだ場合には消費者金融などの業者への返済義務は消えません。

条件3相手に返済をしていない

条件1、2に加えて必要な条件は、まだ相手にお金を渡していないことです。これは大変重要であり、金銭の支払いが済んでしまった場合には、その返金を求めることはできません。お互いに違法と知りながら行ったことのため、支払った方が悪いということになってしまいます。

また、違法ギャンブルでは借用書などの契約書類も正式でないことが多く、後になって借金のやり取りがあった事実を証明するのも難しくなります。


ギャンブルで作った借金が返せなくなった場合には?


ギャンブルで作った借金の返済義務をなかったことにするには、一定の条件が必要です。そのため、条件に当てはまらなかった場合には返済する必要はなくならず、借りた相手に返していかなければなりません。

とはいえ、ギャンブルの借金は大きく膨らんで返済できなくなることも多いため、返済できなかった場合の処置も考えておく必要があります。


ギャンブルの借金は身を持ち崩しやすい


ギャンブルは、公営にせよ違法にせよ、始めるとなかなか止められないものです。基本的には運試しの勝負であり、勝つことも負けることもありますが、多くの人が勝った時の興奮や喜び、労せずに大金を手にした安易さなどにばかり目を向けてしまいます。

負けても「いつか勝って取り返す」という何の根拠もない将来の希望を抱いて続けます。運営や店側も(調整が利くものであれば)いつも負けるのではなくたまには勝てるように調整しており、射幸心を煽ります。

こうしたたまに勝てる喜びを手放すことができなくなり、ギャンブルをする人は次第に自分の収入の範囲を超えて金銭をギャンブルに投じることになります。消費者金融や銀行カードローンに手を出し、そこで足りなくなるとさらに別の貸金業者から借り入れをします。

融資を行う貸金業者もその人の収入に見合った金額しか貸せませんし、優良な業者は審査を厳しくして融資が通らなくなります。それでもギャンブルの資金を得ようとして悪質な業者を利用し、不当な利息を負う人もいます。ここまで来るとギャンブル依存症と言って良い状態です。

返済不要の条件に当てはまらない借金への対策

消費者金融などから借りてギャンブルに投じた金銭は、債務整理を行うことで返済の必要を無くすことができるかも知れません。債務整理にはいくつかの方法がありますが、自己破産の免責であれば借金全額の返済義務を逃れられます。

自己破産はギャンブルの借金を棒引きにすることができないと言われていますが、初めての自己破産であり、借金の仕方が悪質でない場合には認められることもあります。

ただし、基本的にはギャンブルの借金は自己破産で免責と認められないものです。そのため、2回目以降もギャンブルで借金をしたら、認められないと考えておいた方が良いでしょう。

まずは弁護士に相談

自己破産ができるかどうかを知るためにも、自己破産の手続きを依頼するにも、まずは法の専門家である弁護士に相談することが必要です。自己破産の手続きは法律の知識や手続き方法を知らない人には難しく、手間もかかります。そのため、弁護士に依頼料を支払って代行してもらうことが普通です。

弁護士資金を支払うのも大変ですが、高額な借金が減るメリットがあり、場合によっては返金を受け取れる可能性もあります。特に昔からある借金では過払い金発生によって自己破産しなくても過払い金との相殺で解決し、余った分を返金してもらえるかも知れません。ただし、借金の時期によっては過払い金は発生しないこともあります。また、悪質な闇金などの借金は違法となり、返済義務がなくなることもあります。


ギャンブルの借金は返済義務がなくなることもある


ギャンブルで負った借金は、状況によっては返済義務がなくなることもあります。しかし、全ての借金が返さなくても良いワケでもないため、注意が必要です。

ギャンブルでの借金は大金となることが多く、そのせいで人生が狂うことも多いものです。

ギャンブルは楽しむ程度に留めて、借金をしてまでのめりこむのは避けましょう。また、ギャンブルの借金は、2回目以降自己破産も出来なくなるため、債務整理後はギャンブルを止めることが必要です。依存傾向がある場合には、家族や専門の施設に頼ることも考えましょう。

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