目的ローンの種類を教えて

カードローンなど目的を問わないローンも便利ですが、目的別に作られているローンを使うとそれ以上のメリットが得られることがあります。目的ローンの多くは銀行や信用金庫などの金融機関で取り扱いがあり、消費者金融では少なめとなっています。

今回は、銀行などの金融機関を中心とした目的ローンの種類を紹介します。限定された目的にしか使えないのは不便ですが、その分有利な条件で借り入れできそうです。

目的ローンとフリーローン・カードローンとの違い

目的ローンをチェックする前に、フリーローンやカードローンとの違いを紹介します。目的ローンは借り方や金利などがフリーローンやカードローンとは違っており、利便性に大きく影響します。どちらを選ぶか迷ったら、その差を比較して見ましょう。


金利が優遇される


目的ローンは、フリーローンやカードローンよりも金利が優遇されていることが多いです。特定の資金使途が決められている分、お得な借り入れが出来ることとなり、同じ金額を借り入れするなら目的ローンの方が平均的にお得です。

ただし、銀行カードローンの中には低金利のものもありますし、金融機関によっては目的ローンでもそれほど金利が低くないものもあるため、実際に選ぶ際には個々の金利をチェックする必要があります。

ちなみに、消費者金融の金利相場は13.0~18パーセント、銀行のカードローンの相場4.0~14パーセント程度となります。これから紹介する目的ローンと比較してみましょう。

目的に応じて必要な証明書類

カードローンやフリーローンは、基本的に本人確認書類と場合によっては収入証明書の2点が必要となります。ところが、目的ローンの場合には目的に応じたいろいろな書類の準備が必要です。ローンに定められた使途に使うことを証明するための書類なので、審査の際に重要となります。

一度に借りて小まめに返済

多くの目的ローンは、カードローンのように小まめに借り入れすることはできません。一度に必要な金額を借り入れして、後は小まめに返済していく形となります。


年収に関わらず高額融資も


目的ローンは多くの場合銀行などの金融機関で利用できるものであり、その場合には消費者金融などで決められている総量規制のルールが関係なくなります。

総量規制では年収の3分の1までしか借り入れできませんが、銀行の目的ローンであればそれ以上の借り入れが出来ます。住宅ローンで年収が数百万円の人が何千万円も借り入れできるのもこのためです。


審査に時間がかかることが多い


目的ローンは、資金使途が決められていないフリーローンやカードローンよりも、審査に時間がかかることが多くなります。融資金額も高額になることもありますし、担保の査定が必要となることもあるためです。


憧れのマイホームのために!住宅ローン


マイホームを買うことを目的とした住宅ローンは、目的ローンの中ではもっともメジャーです。身近なローンとはいえませんが、目的ローンとして真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか?

住宅ローンの金利

住宅ローンの金利相場は、0.5~1.5パーセントとかなり優遇された金利で借り入れすることができます。とはいえ、借り入れする期間は最長35年、借り入れ金額は数百万円~一億円程度となるため、金利総額は大きく、ローン選びは慎重に行わなければいけません。

金利は固定金利だけでなく、変動金利や固定期間選択型など選べます。


住宅ローンの種類


住宅ローンには銀行が独自に融資を行っているものや公的機関が取り扱うローン、公的機関と民間の金融機関が行っているローンなど、種類が豊富です。公的機関と民間の提携ローンで有名なのがフラット35です。

返済方式には元金均等方式と元利均等法式があります。元金均等は毎月の元金返済額は変わらず、そこに利息を加えた額を返済するもので、元利均等は元金と利息を合わせた額が毎月変わらないというものです。

マイカーを買いたい人に!カーローン

自動車ローンは、マイカーの購入で利用できるローンです。新車でも中古車でも利用できます。ディーラーで取り扱いのあるディーラーローンや金融機関で借りられるマイカーローン、また、自分名義にせず、車両価格の一部をローンで返済する残価設定ローンというものもあります。

金利が低いのは金融機関のローン

カーローンはいくつかの申し込み方法がありますが、銀行で取り扱っているローンがやはりもっとも金利が低くなっています。金利の平均は幅が大きく、1%台から10パーセントを超える場合もあります。高金利になるのは、自動車を担保として取らない場合です。本人名義となるため、金利が高くなります。


結婚資金が足りない時に!ブライダルローン


ブライダルローンは、結婚式や新婚旅行、結婚指輪などの費用に使える目的ローンです。若く、資金に乏しいカップルや親からの援助が得られない場合でも結婚式を挙げて、思い出を作ることが出来ます。

ブライダルローンの金利

ブライダルローンの金利平均ははおよそ4.0~5.8パーセントとなります。低金利で利用でき、ご祝儀によって返済もスピーディに済ませられる可能性が高いため、便利なローンです。また、銀行などの金融機関以外でも取り扱いがある会社もありますが、その場合には比較的金利が高くなります。

使い方は柔軟で審査は厳しいブライダルローン

ブライダルローンは、基本的には結婚式や披露宴にまつわる資金調達が目的ですが、銀行によっては新居の家具にまで使えることがあります。ただし、資金使途の証明に見積書などの提出が必要で、審査も年収や勤続年数などを見られます。


お子様の教育資金を調達!教育ローン


子供の教育資金のために借り入れできるのは、教育ローンです。教育ローンは親が子供の教育費のために借り入れするというもので、子供は借りられません。借り入れ限度額は300万円~500万円程度が多くなります。入学金や学費、学校に通うための関連費用に利用できます。


教育ローンの金利


教育ローンの金利は、大体2~4パーセント台となります。民間の金融機関では3.5~5.0パーセント程度、国の教育ローンでは2.0パーセント台の低金利のローンが利用できます。また、それ以外にも大学との提携ローンでは比較的低金利となるものがあります。

国のローンの方が厳しい

民間と比較すると低金利の国の教育ローンは、所得制限があったり借入限度額が低くなっているなど、やや不便になっています。所得制限は子供の人数によって決まり、借り入れできる人が限られます。

奨学金との違い

教育ローンと同じように学費などを借りられるものに奨学金があります。奨学金は教育ローンとは違い、学校に通う本人が借り入れするものです。また、学業成績の審査が行われるものもあります。


医療ローン


病院での治療のうち、高額な費用がかかる場合に利用できるローンです。医療ローンを利用するのは、基本的には健康保険が適用できない自由診療に多くなります。

歯の治療に限られたデンタルローンなども医療ローンの1種です。インプラントの治療や先進医療、または美容クリニックでの美容整形などでも利用できます。

医療ローンは銀行だけでなく信販会社などが多い

医療ローンに関しては、他のローンに比べて銀行よりも信販会社などが行っているものを多く見かけます。また、クレジット会社の多くは、医療機関と提携しており、病院で紹介されることもあります。

医療ローンの金利

医療ローンの金利は会社や金融機関によって差が大きくなりますが、平均では5.0%程度となります。ただし、高いところでは10パーセント程度のものもありますし、クリニックによっては金利手数料を病院で負担するような場合もあります。

目的ローンの種類を教えて「まとめ」

目的ローンは、銀行などの金融機関によって取り扱っているものに差があります。住宅ローンやカーローンなどのメジャーなものはほとんどの銀行で利用できますが、ブライダルローンや医療ローンなどは扱いのないことも少なくありません。

また、銀行のローンは他のものより金利面で有利ですが、利用する内容や場所などによっては銀行以外のローンしか使えない場合もあるので注意が必要です。

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