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教育ローンでお金を借りる方法

大学進学、専門学校進学、学費の捻出に頭を抱える方も多いでしょう。また、地方から都心の学校に通うことになれば生活費の援助も考えなければなりません。

進学には多くの費用を用意しなければなりませんが、預貯金だけで賄えるご家庭ばかりではありません。

教育ローンを検討する方も多いはずです。ここでは、教育ローンでお金を借りる方法について、徹底解説していきます。

教育ローンは国と民間の2種類に分けられる

教育ローンは国と民間の2種類から検討しなければなりません。しかし、国の教育ローンと民間の教育ローンのどちらに申し込むべきでしょうか。

国の教育ローンは「日本政策金融公庫」で、民間の教育ローンは、各銀行が提供しています。

国の教育ローン・民間の教育ローンどちらも審査に通らなければなりませんが、国の教育ローン・民間の教育ローンどちらの審査にも申し込んでおいて、審査に通ってからキャンセルしてもOKです。

審査に通ったうえで、自身が優れたと思う教育ローンを利用すれば良いわけです。

また、国の教育ローンと民間の教育ローンの両方の審査に申し込みするべき理由は、ただ審査落ちの不安を減らすだけでなく、審査基準が異なるためです。

国の教育ローンと民間の教育ローンの審査基準の差

上記に説明しましたとおり、国の教育ローンと民間の教育ローンは、審査基準や提出書類も異なります。

国の教育ローンの審査では、
・住宅ローンまたは家賃
・預金通帳(6ヶ月以上)
などが最低限提出しなければなりません。

民間の教育ローンは各銀行によって提出書類も異なってきます。

提出書類に違いがあるということは、審査に通過する可能性も変わってきますので、やはり国の教育ローンと民間の教育ローン両方の審査に申し込みすることが安全でしょう。

また、国の教育ローンは、教育に関わる経済的負担を減らし、多くの人が平等に教育を受けられるようにすることを目的に成り立っています。

したがって、国の教育ローンには、
・母子家庭に対して優遇措置
・世帯所得の利用制限措置
があります。

一方、民間の教育ローンは、基本的に利益を得ることを第一に考えますので、国の教育ローンに比べて優遇措置は少なくなることは事実でしょう。


国の教育ローンと民間の教育ローンの審査申込条件が異なる


国の教育ローンの申込条件に、世帯の年間所得の上限について知る必要があります。

・子供1人:世帯の年間所得790万円以内(事業所得者は590万円以内)

上記の年間所得に対して、子供1人が増えるにつれて100万円(事業所得者は90万円)増しになります。

<例>
子供2人:世帯の年間所得890万円以内(事業所得者は680万円以内)

とはいえ、上記の金額以上の年間所得がある人が絶対に申し込みできないわけではなく、特例要件に該当していれば国の教育ローンに申し込みできます。

特例要件

特例要件は、「世帯の年間所得が990万円(事業所得者770万円)以内、かつ以下のいずれかの要件を満たしている人が対象です。

・勤続年数3年未満
・居住年数1年未満
・返済負担率(借入申込人の(借入金年間返済額/年間収入(所得)))が30%超
・借入申込人または配偶者が単身赴任中
・親族に要介護認定者かつ介護費用を負担している
・親族に高額療養制度または難病患者等に対する公的医療助成制度を利用しているかつ療養費を負担している

以上のように国の教育ローンは、世帯の年間所得が一定以下の人を対象に貸付しています。逆に民間の教育ローンは、世帯の年間所得の上限を審査申込条件にしていません。

民間の教育ローンでは、世帯の年間所得が多ければ多いほど返済してくれる確率が高くなるため、少しでも安定した収入を得ている人を対象にしています。

ただ、国の教育ローンにせよ民間の教育ローンにせよ、かならずしも審査に通るというわけではありません。

場合によっては、日本学生支援機構の奨学金を検討してみてはいかがでしょうか。

ただ、日本学生支援機能の奨学金は、通知表(成績)によって有利子・無利子になることもありますので、そういった点も考慮しなければなりません。

国の教育ローンの融資限度額は何円?

国の教育ローンの融資限度額は、 ・子供1人:350万円 ・海外留学資金:450万円 以上の金額まで借りられる可能性があります。

また、以下の表に主要銀行の教育ローンの融資限度額を比較してみました。

金融機関名 融資限度額
日本政策金融公庫(国) 350万円※
三菱東京UFJ銀行 500万円
三井住友銀行 300万円
りそな銀行 500万円
みずほ銀行 300万円
※海外留学資金は450万円です。

上記の表では、三菱東京UFJ銀行の融資限度額が一番高いことがわかりました。

ただし、下記の項目で説明しますが、三菱東京UFJ銀行は金利が少し高いというデメリットもあります。

国の教育ローンの金利は高い低い?

国の教育ローンでも無利子で貸付しているわけではありません。

また、国の提供している教育ローンだから金利は民間の教育ローンよりも明らかに低いだろうと考えるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。

国の教育ローンの金利は、固定金利の年1.819%です。

また、連帯保証人を立てられない方は、教育資金融資保証基金の保証料を支払わなければなりませんので、民間の教育ローンの金利と差が少なくなる可能性もあります。

以下に、国の教育ローンと主要銀行の教育ローンの金利を比較した表を用意しましたので、参考にしてみてください。


金融機関名金利種類金利
日本政策金融公庫(国)固定金利1.81%※
三菱東京UFJ銀行変動金利3.975%
三井住友銀行変動金利3.475%
りそな銀行変動金利3.475%
みずほ銀行変動金利3.475%
以上の表では、国の教育ローンの日本政策金融公庫が最も低金利で、三菱東京UFJ銀行の教育ローンが最も高金利という結果になりました。


結局、国の教育ローンと民間の教育ローンのどっちがお得?


必ずしも絶対的にお得とは断言できませんが、金利面を考えれば国の教育ローンを検討するべきではないでしょうか。

しかし、国の教育ローンは審査申込条件に世帯所得が関係してくるため、民間の教育ローンしか利用できない方もいらっしゃるでしょう。

ただ、しつこくなりますが、国の教育ローンも民間の教育ローンも審査がありますので、できればどちらの教育ローンにも申し込みすることがおすすめです。

教育ローンでお金を借りる方法まとめ

以上に説明してきましたように、教育ローンは、国の教育ローン・民間の教育ローンの2種類から選ぶことができます。

金利面・融資限度額・審査申込条件、様々な部分で異なる点があります。

結局のところ、どちらも一長一短の部分が存在しますので、自身に最も応じた教育ローンを検討してみてはいかがでしょうか。

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